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フィアット BR.20 高速爆撃機
・東京都 K.A.様 ご依頼品
スペシャルホビー 1/48 Scale プラスチックキット

  今回ご紹介致しますのはフィアットBR.20です。
イタリアのフィアット社が開発しチコーニャ(コウノトリ)の愛称で親しまれた爆撃機です。
1936年に初登場した本機は一部布貼りではある物の全金属製で引き込み脚も備えた先進的な爆撃機でした。

日本陸軍でも97式爆撃機の配備までの中継ぎとしてイタリアから輸入し、
イ式重爆の名で中国戦線で活躍した機体でもあります。

それでは早速見て行きましょう!!
キットはチェコのスペシャルホビー製でプラスチックの他にエンジン周りはレジン製パーツが
また細部の再現に専用のエッチングパーツが付属している豪華な内容です。
完成後は翼端から翼端まで45cmにもなる大きな爆撃機です。

組立はセオリー通り胴体から始めますが、胴体の組立の段階で既に問題が…
バリエーション展開用なのか細かなパネルが分けられているのですが、
胴体を構成するパーツのどのひとつもまともに合いません。
なるべくその後の処理が楽になる様に考えて接着して行きますが貼り合わせ面周辺はパテだらけになります。
本キットの場合は胴体下面の約半分がパテによる造形です。

胴体の次は翼の処理です。
上下貼り合わせの翼は幸運な事に殆ど隙間無く接着できましたが
ここでもまた問題が…
胴体側の翼の受けの部分と翼の厚みが極端に違います。
一旦翼を胴体に接着した後パテを翼の接合面全周に渡って盛りつけ整形してやります。
ここまでで通常の倍の時間を費やしてなんとか形になって行きます。

その他の細かなパーツ類は幸いな事に問題は有りませんでしたので素直に組立てていきます。
下処理が終わったらいよいよ塗装の段です。
全体に調色した黄色を塗装したら細かな迷彩をフリーハンドで入れて行きます。
説明書の指示を参考にバランスを見ながら入れて行くのですが
機体が大きいので掛かる時間も膨大です。

塗装が完了したらデカールを貼ってクリアーコートをして完成です。
今回のお打ち合わせにはありませんでしたが、搭乗口のドアノブの形状がおもちゃっぽかったので鉄道模型HOゲージ用のドアノブに交換してあります。
HOの部品がそのまま流用出来る辺り、本キットがどれだけ大きいかお分かり頂けるかと思います。

如何でしょうか!
ウイングスパン45cmの大きな爆撃機です。
組立だけでも非常に難儀した海外メーカーのキットではありますが
完成すると苦労も吹き飛びます!

難物なキットでも貴方のご要望に応じて製作致します。
押入で眠っているキットが御座いましたら、是非NAGAEアートプロダクションにお電話下さい!

押入の肥やしがお部屋の素敵なインテリアに変わりますよ!