ガンダムシリーズの中でも今も根強い人気を誇る「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」より、前作の主人公キラ・ヤマトが搭乗する最後のMS、ストライクフリーダムガンダムを製作しました! 前作での愛機だったフリーダムガンダムをベースに開発された新型MSで、PS(フェイズ・シフト)装甲による金色の関節が、最大の特徴です。 ごく一部のコーディネイターのみが使えるドラグーンシステム(宇宙世紀でいうところのファンネル)をはじめとする数々の装備や、驚異的な運動性能で、物語終盤において無類の強さを発揮しました。 今回はそんなストフリを、圧倒的密度のリアルグレード版で作っていきましょう! 1/144の小さなボディに技術の粋をつぎ込むリアルグレードシリーズ。もちろんこのストフリもご多分に漏れず、このサイズではあり得ないパーツ点数と密度を誇っております。 特筆すべきはRGブランドの目玉でもある、全身に入っているフレームで、ランナーから切り離すだけで可動するようになる、バンダイの謎技術の集大成が盛り込まれています。 ただ、全塗装派にはコレが大変厄介で、ランナー状態で関節が整形されているため、塗装や調整の為の分解が相当面倒になっています。 今回のご依頼では、完成後も気軽に動かして楽しめるように、関節部分は整形色で割り切って製作しています。 実は今回、お客様のご希望により、RGに更なるリアリティを加える加工を施してあります。 画像7枚目の胸元をよく見ると・・・キラが搭乗しています! これはキットにはない要素です。 キット付属のキラのフィギュアを加工し、胸フレームを削り込んで、コクピットスペースを設けて座らせています。 コクピットハッチはキットのままでも開く様に出来ていますが、そのままでは内部は覗けず、また内部を作ってもヒンジを支える部分が邪魔をして殆ど見えなくなってしまいますので、ヒンジの接続位置を変えて支えを切り飛ばし、可能な限りくり抜いてちゃんと中が見えるように調整しました。 加工自体は小さな範囲ですが、実物感の演出に絶大な効果を発揮します! 加工を施して完成したストフリは、一瞬スケールが分からなくなる程の密度に仕上がりました! G-FRONT TOKYOに実物大の胸像とコクピットがあるストフリですので、なおさら臨場感が高まりますね。 ストレート仕上げはもちろん、改造もNAGAEアートプロダクションにお任せあれ!