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DF40形ディーゼル機関車
・神奈川県 T.K 様 ご依頼品
・夢屋  1/80 Scale (HO) ブラスキット

戦後電化が進んで行く日本の中で、まだ電化が叶わない区画に対応する為に様々な形式のディーゼル機関車が誕生しました。国鉄指揮の下で各鉄道メーカーがディーゼル機関車の開発に着手する中、川崎車輌が開発した試作機がこのDF40です。
屋根に設置された大型ファンや、丸形の窓に開閉式のベンチレータ等、他の車輌には無い個性的な数々の装備が施されました。試作機として誕生した本機ですが、前面の貫通化等の様々な仕様変更を経て路線上で運用され続けて、1961年にはDF91と改称されて75年まで活躍しました。カラーリングは画像の水色に黄色の帯の他に、茶色と白帯や朱とグレーの3パターンが存在しており、最初期の水色は途中から車番やワイパーの追加等が施されました。
今回はロールアウト直後の姿を再現します!

本キットは特徴的な部品を多数使っており、それに伴い構成も少々分かり辛い部分があります。まず前面窓は下にいくにつれて斜めに押し出される形状をしており、キットでは単純に窓の形に空けられている部分に内側になるパーツと窓枠を組み合わせてから取付ける方式になっています。下側に隙間が必ず空きますので、ごく少量のハンダを薄く流してあげて、補強と隙間埋めを兼ねて対応します。スカートは前面中心部と形状が合っていないので、接触する端の面にハンダをしっかり流して強力に固定します。
思いのほか厄介なのが手すりで、前面及び側面の手すりは実車ですと3本の脚で車体と接合されていて、キットでも同様の箇所が開口されていますが、キット付属の手すりはコの字に曲げられただけの2本脚です。同じ径の真鍮線を3本目の脚として取付けなければなりませんが、細い為一瞬でハンダ付けを決めないとずれてしまったり熱で歪んでしまったりしてしまいます。

塗装は実車のカラー写真が残っておらず、お客様のご指定色で塗装しました。半光沢に表面を調整して、落ち着いた雰囲気ながらも実車の美しさを演出しました。

完成したDF40は、現行活躍しているどの機関車にも属さない、特有の魅力がこもった美しい車輌に仕上がりました!